【おかえり石鹸】
箱サイズ 外寸 : W165 D120 H52(mm)
Youtube(説明動画)
https://youtu.be/RQCP67Fce7o
本品は、按田餃子で仕込みの時に茹でる豚の塊肉から出てきたラードを使用しております。
私共は、餃子の製造工程や調理過程で出る野菜の使わない部分(白菜やキャベツの外葉や芯、大根の葉、人参のヘタ、小松菜の立派な根っこなどなど)は、塩水漬けにして乳酸発酵させ、刻んでご飯ものや和え麺に。
豚の塊肉を茹でるとたくさん出来る茹で汁は、味付けをして汁麺に、また定食類には海藻スープを付けております。
仕込み量が増えれば副産物の量も増え、それゆえ品数も増えるわけですが、いつかどこかで折り返し地点を作って輪のようにぐるっと始末のよい営みを続けてこそ、お店というもの。
そういった心持ちでラードからは食べ物を作らずに、出るたびに鹸化して保存することにした次第です。そして食器用・掃除用石鹸として、お店に戻ってまいりました。
創業から10年、今は豚肉を茹でた寸胴をおかえり石鹸で洗っております。豚さん、おかえりさない。出てくるラードの分しか作れませんが、使っていただければ幸いです。
【おすすめの使い方】
*基本の石鹸* 陶器やガラスなどのボウルに入れて少し水を含んだ状態にしておきます。
●食器洗い 濡れたスポンジをこの容器にポンと置いておく感じです。石鹸が適度にふやけて泡立ちやすくなります。適量をスポンジにとり泡立ててからお使いください。お湯を使うと泡立ちやすいです。
●台拭きのつけ置き 基本石鹸の容器の中水が多くなってしまったときには、台拭きに吸わせておくと嫌な臭いになりません。
●掃除 基本石鹸を雑巾やスポンジなどに付けて軽く拭くだけで換気扇、ガス台などの油汚れがとても良く落ちます。お湯を使って流すと効果的です。
基本の石鹸を歯ブラシに付けて、スイッチ部分や手すりなど、手垢が付きやすい部分にも効果的です。
●茶渋など食器の汚れ 食器の茶ばみやグラスの濁りには、鍋に水を入れて石鹸を煮溶かした中に浸けておくとみるみるきれいになります。(根気よく2週間くらい浸けてひびの部分に入った汚れがすっかり取れた古い陶器もあります!)80度くらいまで温めると汚れが落ちやすくなります。
この鍋を、茶ばんだホーローの鍋でやると鍋ごときれいになったりします。石鹸水が傷んでいくことは無いので、2週間くらい入れっぱなしでも大丈夫です。
●洗濯 洗濯機には向きません。手洗いには抜群です。特に、襟や袖、帽子などの油汚れは、直接石鹸をなすってタワシでこするとみるみる汚れが落ちます。石鹸水を作ってセーターなどのつけ置き洗いにも向いています。
【使用上のご注意】
・掃除・洗濯にご使用ください。
・お肌の弱い方は、手袋などをして使用してください。
・髪や体を洗う石鹸ではありません。
・まれに茶色などの点が見える場合がございますが、それは豚肉の肉片です。特に劣化などはしていきませんが、気になる方は取り除いていただければと思います。泡立ちや品質に影響はございません。